はんぺん日記

〜ジャニオタが綴る雑記〜

(前編)Jr.を応援するということ〜レオレオニの珠玉の絵本たち添えて〜

レオレオニ、という名前を聞いてピンとくる人は少ないと思う。それでも、↓の絵本の表紙を見たら「あぁ!これ描いた人か〜」と納得するかもしれない


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スイミー
レオ・レオニ さく・え
たにかわ しゅんたろう やく

小学校の国語の教科書にかなりの高確率で載っている「スイミー

この作者こそがレオレオニさん

レオレオニはスイミー以外にもたくさん絵本を出していて、可愛い動物たちのイラストをモチーフにしたグッズは雑貨屋さんとかでもよく見かける。

それでも、絵本の内容で有名なのはスイミーくらいなんじゃないか?と思います。

レオレオニの絵本は「大人のための絵本」と呼ばれているものほど難しくないし、文章も簡単に読めるものだけど、その短いページ数の中に胸熱なレオレオニ・イリュージョンがぎゅっとつまっているのです!セクゾの「ぎゅっと」くらい胸熱!!!

わたしは「絵本講師」という資格を持っていて、資格の勉強をしたり、講師として絵本講座を開く準備をする中でレオレオニ作品の奥深さを知りました。


そして、安井謙太郎くんやLove-tuneを好きになってから読むと、これがより一層心に沁み渡ること…(絵本講師の資格勉強中は関ジャニ∞大好きなeighter時代で、芦屋で資格の勉強会に参加した後、「十祭」に駆けつけたりしていた)


そんなレオレオニの珠玉の絵本たちを、ジャニオタ的オススメポイント☆と共に紹介していきます。


フレデリック ちょっとかわったねずみのはなし】


この眠たげなネズミの顔、見たことある人いるのかな?グッズだったら一番多いのがこの絵本の主人公、フレデリックです。



冬に備えてせかせかと食料を集める仲間達の横でじっとして、だんまりしているフレデリック

仲間たちは「なんであいつは動かないの?」「変わってるよね〜」と横目で見つつ、せっせと食料集めに励みます。

ネズミ達は冬を迎え、最初は集めた食料を食べてあたたかく過ごします。

それでも食料は尽き、仲間たちは元気が無くなってきます。

そんなとき、フレデリックは自分が集めた色や音をポツポツと話し始めます。

その鮮やかな詩のような言葉を聞いて、心身共に冷え切っていた仲間たちはあたたまり、フレデリックに感謝します。

最後はフレデリックの照れ笑いで締めくくられるこの物語は、目に見えるものや物質的にすぐに役に立たつものはもちろん必要だし、そのために働くのも大切だけど、自分を生かしてくれているのは即物的なものだけではない。

心をじんわり温めてくれたり、起きたてみたいなぼんやりした頭をぱちっと覚めさせてくれる言葉や音楽や体験も絶対に必要だと思わせてくれます。


そう!わたしたちにとってのジャニーズであります。



中学生で関ジャニ∞に魅せられてから今日まで出会ってきた人をトータルでみると、批判的な意見よりも肯定的な意見の方が多かったけど、それでも「テレビの人が好きってどんな気持ち?」と言って笑う人も居たし、中学生から私の趣味を知っている友人に「今はジャニーズJr.の安井謙太郎くんやLove-tuneのことが好きだ」と話したら、「え〜!?“まだ”ジャニーズ好きなの?」「お金無駄だよー!」と言われたこともあった。

きっと「傷つけてやろう!」みたいな気持ちは無くて、「えー、そんな甘そうなフラペチーノ無理!よく飲めるね〜」って気軽に言うみたいな感覚なんだと思う。
だから、その場は適当にえへへって笑ってごまかすか、冗談言える相手だったら「いやいや無駄じゃないから!」って冗談混じりに返していました。

でも、こういうことを言われた日に安井くんの顔を見ると、一瞬…一瞬だけ、今安井くんを応援しているこの時間は無駄なのか?と自分に聞いてしまう。

邦ロック好きが相変わらずライブハウスに通ったりフェスに行く。
中学から続けてきたバスケを社会人になってもやっていてNBAの試合は必ずチェックする。

趣味としてはそんな事例とそんなに変わらないのに対象が「ジャニーズ」で、その中でもデビューしていないジャニーズJr.を応援しているというだけで他の趣味よりも批判的な目で見られることが多い。


それでも私は生かされていた。
仕事で辛いことがあっても、明日の少クラや今週末発売の雑誌のことを考えるとどうにかこうにか乗り切れた。

忙しくて心に余裕がなくて、情報をリアルタイムで終えない日が続いても、コンサートに行けなくても、
コンサート前にスタバで食べた朝ごはん、会場の電気が消えてペンライトの煌めきだけになった瞬間や、たくさんの光を含んだ安井くんの瞳、コンサート後に見た夜景、ホテルに帰る途中に寄ったコンビニで買ったコーヒー

そんな宝物のような思い出を頭の中で描けば、目の前の景色に色が加わる。ほんの少しだけど、さっきよりは確実に鮮やかになる。


ただ単に、人類として生きるために絶対に必要なものじゃないかもしれないけど、「わたし自身が」生かされるためには欠かせないもの。


きっと、誰の心にもあるそういうものを「ことば」「いろ」という優しい表現で伝えてくれ、ジャニオタの心の強度を上げてくれる本です。




【アレクサンダとぜんまいネズミ ともだちをみつけたねずみのはなし】

またネズミかよ!と思ったあなた。

そうですまたネズミです。



小動物無理〜!という方は是非目を細めてご覧いただきたい…

レオレオニが強火小動物担だったこともあり、登場人物は9割小動物です。うさぎやらネズミやらカエルやら!

先ほど紹介した「フレデリック」にはネズミがわんさか出てきますが、この作品には二匹しか出てきません。そう、題名にもなっているアレクサンダとぜんまいネズミのウイリー。
二匹は神シンメなのです(私解釈)

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくるジョバンニとカンパネルラも神シンメなのですが、この二匹も負けていません。

「友達には親切にしましょう」「友達のためになることをしましょう」というような教訓的なメッセージがあるわけではないですが、二匹の心をそのまま色付けしたような美しい絵を見るだけで「あぁ、何かこういう関係って良いな」って思えてきます。

ジャニオタの皆さんの心の中にはそれぞれお気に入りのシンメがいると思うので、美しいシンメに思いを馳せながら読んで下さい。


さて、レオレオニの絵本紹介をメインに書き始めましたが、段々と「ジュニアを応援することとは」みたいな文章になり、分量も増えてきたのでここらで一旦区切ります!

後半は2冊の絵本を紹介していきます〜!



Zeppに居なかったLove-tune担から見た1stライブ

中途半端をつきつめれば本物になる

メンバーの口からこんな言葉が出た。
周りのメンバーはそれが当たり前のように頷き、ニコニコと柔らかな笑顔を浮かべていた。

真面目な雰囲気の中で語られる熱い熱いスピリットというよりは、1年とちょっとこのメンバーで駆け抜けてきた中で自然に作りだされた宝物みたいな想い。
それを彼らの口から聞けただけで、1stライブというチャンスがあって良かったと思った。泥臭い努力とか葛藤や苦しみもきっとあるはずなのに、キラキラしたアイドルを全うしてくれる彼らそんな姿をあまり見せようとしないから。






ZeppでTシャツが売り切れ、ペンラを高く掲げて叫び、身体中が熱を帯びたまま、頰を上気させて会場を出る。

Zeppに居たファンたちが最高潮にハッピーだったその時間、私はTwitterに貼り付いて、流れてくるレポを確認していた。

この時はたまたま残業もごはんの誘いもなく、自宅に一人だったから胸がザワザワしていた。

レポを読んだ後どうなるんだろう。切なくなって泣くか、かっこよすぎて可愛すぎる安井くんの細かいレポに悶えるか、この曲やったんか聞きたかった!と悔しい気持ちになるのか…
想像つかなかったから、どんな心持ちになっても落ち着けるよう、エンターテイメント界の大先輩スピルバーグ監督の「E.T」を再生しておく。


一曲目はやっぱりCALLかな?
ラストは何をやったんだろう。
関ジャニKis-My-Ft2からは何を披露したかな。
Zeppに向けてチェンジした髪型は?
幕が開いた時、安井くんはどんな表情をしていたのだろう!!

ドキドキしながら流れて来たレポを読むと、その人が見たその瞬間のLove-tuneを切り取ったキラキラした言葉、多幸感に満ちたファンの心の叫び、素敵なイラストに溢れていて、おかげで3日間のZeppがどんなだったか確認できた。


E.Tに頼るほど情緒不安定にはならなかったけど、E.T&主人公エリオット少年の関係性とLove-tuneライブのエモさが共鳴し、久々に見たE.Tが私の中で「ハイパー・エモーショナルムービー」という位置付けになったので、結果的に良かったとする。



最近はレポが掲載しれた雑誌も続々と発売されて写真の確認もできたので、行かなかったLove-tune 担としての感想を書いていこうと思います。



①行きたかったオタク、言葉に救われる

私が行けなかった理由は、平日に休みが取れなかったからである。

職場は平日仕事、土日祝が休みの勤務形態で、有給もあるけど、年度始めの4月に決めた日にちからは原則変更できない…

こういう理由で、チケットを持っていてもzeppには行けないという状況だったのです。(ちなみに、99パーセント休みが取れないと分かっていたけど、1パーセントの可能性にかけて応募はしていました。しかし外れてしまった!Love-tuneの人気の凄まじさを思い知ったあの夜は忘れない。)


東京まで、地上の交通機関では4時間、飛行機では1時間ちょっとかかる田舎町でLove-tuneに恋い焦がれ、zeppに居たら感じるであろう海風の冷たさを想像し、職場の休憩室で一人アンニュイな表情を浮かべていた私を励ましたのは、ライブレポに流れてくる「2回目」「次は」という言葉たちだった。


確かに1stライブは本当に本当に特別なものだし、だからこそ行きたかったけど、その会場に人数制限がある限り行けないファンも存在する。

そんな「行けない」側の私を癒したのは「2nd」に向けた言葉だった。

オーラスだけではなく、初日から「2nd」に向けた言葉はレポで流れてきていたし、なんならライブ開催前の雑誌インタビューでも安井くんの口から「次に繋がるようなライブにしたい」(ニュアンス)という言葉があって、それでも元気付けられていた。

開催前や初日から、もう次に向けての決意ができているって「それを現実にするための熱い想い」「1stライブ絶対成功させるよな?っていうファンへの信頼」「スタッフさんの協力に感謝する謙虚な姿勢」が無いとできないと思う。

だから、1stライブのレポを見たとき「Dye D?!映像見たい!」とか、「赤髪安井くんのきゅるんきゅるんな表情見たい!」って感情はもちろんあったけど、思ったほどの悲しみとかは無かったなぁ。それよりも、これから色んな景色を見せてくれるんだなーと思えるレポばっかりで、今Love-tuneを追いかけれることってとても幸せなことだなと思いました!

ただ!

和楽器もセクシードラキュラも、個人的に好きな曲「Heavenly Psycho(関ジャニ∞)」「&say(Kis-My-Ft2藤ヶ谷・北山)」のパフォーマンスも、高く挙げられたカラフルなペンライトが埋め尽くす客席も、記念すべき1stライブでの幸せそうなメンバーの表情も見たくて見たくてたまらないので!

DVD化の希望をまいにちゴリゴリゴリゴリ書いてます。届け…



Love-tuneのスピリット

1stライブに当たって、「PON!」番組内で特集&インタビューという贅沢な機会があった。

インタビューを受けていたあらんちゃんが口にしていたのは「中途半端を突き詰めていけばそれが本物になる」という言葉。

バンドとダンスの融合という新しい形を見せたLove-tuneに対しての様々な見方を、彼らは逃げずに受け止めている。

ネガティヴな意見もたくさんあるだろうからきっと一人だったら受け止めきれなくて、パンクしてしまうと思う。
だけど彼らは仲間がいる。皆で受け止めて、熱く燃える魂を消さないようにしている。

そんなことを思ったのは、あらんちゃんが話す後ろでメンバーはニコニコと笑い、当たり前のように佇んでいたから。

安井くんはいつもの可愛い女の子みたいな表情でコクコク頷き、美勇人は「踊り」「ダンス」と重複して言ってしまったあらんちゃんに突っ込みたくてウズウズしているし、他のメンバーもふにゃふにゃ笑っていて、あぁ、メンバー間の中ではさっきあらんちゃんが言ったかっこよすぎる言葉も当たり前になっているんだなぁと思った。

雑誌インタビューはただ一人の言葉やその言葉に同意する言葉はテキストとして表現されるけど、その話が出ている時のLove-tuneの雰囲気を視覚的に見ることはできない。(妄想はすごくするけど)

だから、サラッとLove-tuneスピリットを聞けて、メンバーの雰囲気を感じることもできた今回みたいなインタビューがテレビに流れたのも1stライブのおかげだと思った。





行ける時間、場所だったら何としてでもチケットを探して駆けつけたけど、今回は「家族が危篤で…!!」みたいな嘘をつかないと行けない状況だった。「行きたかったのに〜〜融通効かない会社め!!」という気持ちを悶々と抱いていても現状は変わらなかったので、その怨念(?!)は映像化、2ndライブ要望ハガキをゴリゴリ書くことで消化していきました。

現場に居なかったファンの方にもいろんな感情を抱いている方がいるとは思いますが、私としてはこんな感じです。




ジャニーズグループの今までの道に、物語が無かったグループなんて無いし、その中身の種類は違えど様々な物語があったし、そのグループを想うファンの存在もあった。Love-tuneだけが特別なわけじゃない。だけど、レポ、1stライブに関わるインタビューだけでもこんなに幸せな気分になるし、ますます7人のことを好きになから、私はこれからもLove-tuneの物語を一緒に作っていきたい。

劇団四季「オペラ座の怪人」がおすすめな話

台風が接近し雨も風も強くて急いでマフラーやニットを押入れから出し始めた10月のとある土曜日に、オペラ座の怪人(@広島上野学園ホール)を鑑賞してきた。

舞台は最初から度肝を抜かれ、今でも疲れたとき、「マスカレード!」の圧巻の光景を思い出すとたちまち元気になる。

鑑賞後だからこそこんなことを言えるけど、鑑賞前の私と同行する友人は全く知識が無い状態だった。
強いていえば、高校の時に遊びに行った他校の文化祭で元彼のクラスが「オペラ座の怪人」をやっていて、チラッと見たくらいだ。(元彼の友人が「号外だよー!」と新聞紙を撒き散らしていたことしか覚えていない)

怪人ってそもそも何?
ダーン、ダダダダダーンの音楽は怪人登場のBGMなの?
時代設定いつ?
ホラー?ラブストーリー?ファンタジー?

チケットを予約したのもギリギリで、映画や原作本やサントラを確認する間も無くやってきた鑑賞日の前日。

私と友人は「舞台中に寝たく無いし、早めに帰ろう!」と言いつつも前日は終電ギリギリまで酒を飲み、帰宅してからも(友人は私の家に泊まった)「台風だし絶対寒いよ!」「冬みたいな気温らしいよ!」「タイツ20でにーと言ってあれやこれやコーディネートを考え、「BGM代わりに…」と流していたジャニーズのDVDを見入ってしまい(この日は佐藤勝利さん主演「49」を見ていた。矢代さんかっこいい)寝付いたのは午前3時。家を出るのは5時。鈍行列車のみで行く計画を立てていたため、始発に乗らなければならないのだった。

台風で既に荒れ狂っている天気だった翌朝、起きると午前7時。
ここで「経費削減のため、新幹線は使わず鈍行列車のみで行こう!鈍行列車も、期間限定の割引切符を使ってさらにお安く!」という計画が崩れ去る。

新幹線を使うプランに切り替えたけど、広島に着くまでの時間+昼食+会場までかかる時間を考えるとそんなに余裕は無さそうだ。

結局、ウィキペディアであらすじを確認しただけで迎えた開園10分前。幕が上がり、私たちはパイプオルガンの音とともにパリ・オペラ座にタイムスリップし、あらすじを知らないことやオペラに詳しくないこと、知ってる役者さんがいないこと(ライオンキングだったら、「シンバ役はこの人かぁ〜!」くらいの知識はあった)は全部すっ飛んだ。

たくさんの場面あるけど、私は以下のポイントが印象に残りました!

①衣装の可愛さ!!

パリ・オペラ座の衣装のイメージはぱっと見どれも同じような、ゴテゴテのフリルに、ウエストがきゅっと絞ったカーテン生地みたいなドレスを想像していたけと、全然違う!

特に印象的だったのが「マスカレード」

出演者全員が舞台に上がって新年会をするというこのシーンは、歌もダンスも圧巻だけど、衣装も本当にすごかった!

2階真ん中あたりから、双眼鏡無しで見た私でも分かる刺繍の細やかさや、そのぞれのテーマに沿った仮面や衣装のこだわりは近くで見たかったなぁっ思った。

イメージとしては、Kis-My-Ft2「キミトノキセキ」のPVバックジュニアみたいな感じです!


②「裏側が見える」感覚

オペラ座の怪人に限らず、舞台の見方は人それぞれだけど、その見方の一つとして

俳優さんたちは、「劇団四季の役者」ではなく「18世紀オペラ座の役者」
私たちは「劇団四季を見にきた客」ではなく、「18世紀オペラ座でのオペラを観にきた客」という見方もできる。

これは、お話が架空のものとはいえ今もパリに実際にあるオペラ座が舞台である
舞台中に出てくるオペラシーンでは全演目が実際にあるオペラナンバーである
このことが関係しているんだと思う。

だから、私は「舞台役者たちの壮大なメイキング」を見ているような感覚になるのです!


もしこの舞台の原作や映画に詳しい人だったら、「あのシーンは舞台ではどう表現されているのだろう」と見るかもしれないし、出演者のファンだったら「○○さんのクリスティーヌはどんな表情で歌うのだろう」と見るかもしれない。

私は出演者も原作も映画も何も知らない状態で見たので、余計に先述したようは「18世紀の観客」として舞台に入り込めたのかな。

あと、観劇後に様々なレビューを見て気付いたことだけど、Kis-My-Ft2のライブDVDではお馴染みのボリューミーなメイキング映像が大好きな私は「ミステリアスなラブロマンス」というよりはどちらかというと「舞台役者たちの、芸術の世界での裏側」という目線で見ていたかもしれない。

ジャニーズDVD特典のメイキングも大好きな人はハマりやすいかもしれない…!!



3 この物語がうまれた舞台背景

オペラ座の怪人は1900年代初頭に出版された。まだ、人影を検知するセンサーや、セキュリティシステム、インターネットが無かった時代の幽霊や怪奇事件は、今よりも更に「恐怖」を感じる度合いは強かったのでは?

そんな時代背景があるこの作品だけど、ただ「恐怖」が前面に押し出されるのではなく、怪人の心を覆い尽くす孤独や、愛についても表現されている。
オープニングのオークションシーンでは、もう2度と戻らない仲間や思い出を振り返る時の切ない感情が、本編とは対照的な薄暗い照明、その静かな場所に鳴り響くオルゴールのメロディーで強調されている。
私たちが想像する「オペラ座の怪人」の華やかなイメージとはかけ離れた薄暗いシーンだから、より一層昔を懐かしむ老紳士の気持ちが伝わってきて、やたら切ない気分になります


まとめると、オペラ座の怪人はそんなに難しくないしあらすじ1ミリも知らなくても楽しめるよ!!!

広島は11月19日が千秋楽だけど、12月27日から京都劇場で開幕するみたいなので是非。


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結婚式のギフトセットを作成してみた

先日、成人式ぶりに振袖を着た。色はLove-tune 安井くんっぽい可愛いピンクで、下の方が絞りみたいになっていてとても可愛い。

髪型は成人式の時みたいに上げて、巻いて、でっかい花をつけて…と派手にはしていない。今回の主役は私ではなく、花嫁だ。


小さい頃から仲が良かったいとこが結婚した。住んでいる場所が離れていたり、歳が離れていたりするとなかなか会えなくてお盆とお正月にちょっと話すくらいだと思うけど、私たちは歳も近く、車で30分行けば会える距離に住んでいたので遊ぶ頻度は高かったのだ。

小学校の時は、お互いの家や祖父母の家でお泊まりをするのが楽しみで仕方なかった。いとこ兄弟(姉をいとこ①、弟をいとこ②とする)と私たち姉妹(私、妹)が集まるのでまぁ喧嘩もあったし泣かしたことも泣かされたこともあったけど、上に兄弟が居ない私はファッション、アクセサリー、流行りの文房具など、全部いとこに教えてもらっていた。

クラスメートがアニメ柄の箱型ペンケースを使っていた小学校低学年の時、当時五年生のいとこ①はキラキラのジェルの中にスパンコールやラメが入った透明のペンケースを使っていた。クラスでシール交換が流行った時もいとこ①はプリクラ交換をしていたし、友人たちがヘアアクセサリー集めをしていた時は子ども向けのコスメシリーズに挑戦していた。
本だって、私が絵が沢山入った低学年向けのやつを読んでいる横で、子ども向けのアメリカ文学を読んでいた。



学校という場所で生活の大半を過ごし、クラスメートや同級生から得る情報やことばが世界の大部分である小学生にとって、一歳、二歳の差はとても大きい。ましてや、血が繋がっているとはいえ「違う世界」に毎日通っている歳上のいとこ①はいつも最先端を歩いていて、憧れだった。

中学、高校、大学、就職と進んでいくうちに喧嘩も無くなったし、外で馬鹿騒ぎをしたり何日も祖父母の家に泊まったりすることもしなくなったけど、その代わり恋愛や進路の相談をしたり一人暮らしの家に遊びに行くことが増えて、小さな頃が懐かしいなぁという気持ちをほんのちょっと持ちながらもすごく仲の良い女友達同士のような関係になった。

そんないとこが結婚する。

結婚式ではたくさんの友達が来ていて、インテリアショップやデパートの紙袋に入ったプレゼントを次々に渡していた。

最初は、デパートコスメのリップでも買って渡そうかな〜と思っていたけど、私が買おうとしていたブランドの紙袋もチラホラ見かける。

そこで、ここは自分でギフトセットを見繕うと思い立ったのです。



出来上がったのがこちら!




藤城清治さんの雑貨セット

この絵、見たことあるって人もいるかもしれない。描いたのは藤城清治さんという画家で、作品はCMで使われていたり、絵本になっていたり、最近では24時間テレビ内の企画で大作を作っていた。

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いとこも藤城さんが描く絵が大好きなので、ポストカードとピンバッチをあげました!


ポストカードだけ渡しても飾り方に困ると思って、どんなインテリアにも合う透明なフォトスタンドにいれました。



益田ミリさんの文庫本3冊

旦那さんと使えるスタバカードと泡風呂入浴剤を添えて♡

ananなどでも連載を持っていて、本屋でも目立つ位置に陳列されているのをよく見かける益田ミリさんの本は、絵も言葉もシンプルだから一気に読んでも疲れなくて、「さぁ、読むぞ!」と意気込まなくてもサラッと読める。それでいて、短時間でしっかり癒されるので、共働きの二人にぴったりだなぁと思って選んだ3冊を紹介します。



【泣き虫チエ子さん(愛情編、旅情編)】




読み終わった後「こんな夫婦憧れるな〜」と思った、サクちゃんとチエコさん二人の日常を描いた本。

チエコさんとサクちゃん二人の生活の中では特に大事件も起こらないし、恋のライバルが現れる…みたいなヒヤヒヤする展開も無い。

私たちの周りにいる多くの夫婦と同じ、簡単にまとめれば「平凡」な二人。

でも、そんな「平凡」の中にも悲しい出来事、ほんの少しの幸せ、喧嘩、周りの人との関わり、色んなものが詰まっている。

夫婦として、チエコさんとして、サクちゃんとして、その出来事にどんなことを思い、相手にどんな言葉をかけるのか。
普段は仲良し夫婦だけど、「相手は自分と考えが違う」ことにハッとしたときや、二人の枠を出た時の周りの意見に一瞬立ち止まった時、どんな感情を持ってどんな行動に出るのか。

ほのぼのストーリーから心に響く言葉がいくつも出てくる、名作です。


【夜空の下で】

登場人物は、もうすぐ遠距離恋愛になる高校生カップル、女友達3人組、夜空を見てお母さんに思いを馳せるOL、流れ星に「この会社辞めたい」と思ってしまうサラリーマン…

何億年も前から変わらずあり続ける夜空に隠された秘密が、登場人物を励まし、癒す物語。

真っ暗で闇しか無いように見える夜空だけど、まっすぐに差し込む太陽の光や透き通る青空とは違う優しさを含んでるんだなぁと思える本。




ラッピングに使ったのは靴が入っていた箱、ダイソーの透明ラッピングバック、クッション材。

箱には家にあった包装紙をはって、靴箱だと気づかれないようにww



この荷物を今日、郵便局に出してきました!

今は新婚旅行に行っているからすぐに反応はもらえないけど、感想を聞くのが楽しみ!
喜んでくれると良いなぁ〜



ニート・ニート・ニートを読んだ

ニートニートニート/三羽省吾/角川文庫】


目標も安定も世間体の良さもないけど、後悔や、何かへの呪縛もない。身体と感情をむき出しにした、人間を謳歌する登場人物たち。

ニート3人と訳ありの家出娘の北海道旅はケンカばかりで行き当たりばったりで目標もないけどそこには必ず「音」がある。無音の世界ではない。

小説を読み始めてかなり序盤の辺りで、この旅の発案者「レンチ」がイラストの一言をぶっ放し、気付くと私たちも北海道旅の一員に入っているような気持ちになって、目標もない旅の中で新たな人生の目標を発見できる。

この本は2018年に映画化される。主演はLove-tune安井謙太郎。安井くん演じる「レンチ」は3ニートの内の一人で、北海道旅をひっぱり、読者の私たちもを巻き込んで旅に連れてってくれるリーダー格だ。

そして、同じくLove-tuneからは森田美勇人さんも出演する。美勇人さん演じる「キノブー」はこの作品に出てくる登場人物の中で一番世間体を気にして、はちゃめちゃな旅に一番ついていけなくて、思い切ったことをするのに抵抗がある。読者に近い存在かもしれない。

他にも、3ニートの妄想一人タカシや、途中に出会う家出娘の月子、3ニートを追いかけるチンピラたちや北海道で出会う人など、たくさんの役者が彩る物語は、北海道の美しい景色や喧嘩や笑い声や、3ニートの叫び、月子の心の叫びを含んで賑やかに進んでいく。

旅の軌跡を綴る言葉は丁寧で、どんなに激しい喧嘩のシーンもレンチのチャラい言動も、不思議と穏やかであったかい笑いが含まれているから読んでいて心地が良い。読んだ後は爽やかな爽快感に包まれて、「正しさ」で窮屈に縛られていた心が少し元気になる。

2018年にはどんな映像でこの物語の新たな姿が見れるんだろう。 文字と頭の中だけで想像していた世界が大きなスクリーンに広がるのが今から楽しみだ。







Love-tuneにやってほしい関ジャニ∞(泣かないで僕のミュージック 編)

「泣かないで僕のミュージック」

最初、このタイトルを聞いたとき「何て綺麗な言葉だろう」と思った。
ジャニーズソングっぽくないけど、呟くだけで背中を押されるような言葉。

「泣かないで僕のミュージック」は歌詞は力強いのにメロディはすごく優しくて、過去の辛かったことや目の前に立ちはだかる壁、チャンスやピンチも全て前向きに受け止めた時の心を表したような曲だ。

この曲のパフォーマンスを初めて見たのは2010年の年末から2011年の年始にかけて行われた「8UPPERS」というアルバムをひっさげて行われたツアーだった。



コンサートの序盤、銀色のガウンを身に付けた7人はセンターステージの階段の上に立つ。キラキラと光を発する階段がメンバーを照らすと、オープニング曲でタバコをステージに投げ(る様に見えるパフォーマンスがある。)、炎をぶっ放していた時とは打って変わって、明るい雰囲気でこの曲が始まる。

曲はサビ以外ハモリパートは少なく、メンバーのソロパートが代わる代わる歌われるような構成。パートを担当しているメンバーはその美しい言葉一つ一つを丁寧に歌い、歌わないメンバーは足取り軽いステップで、時に隣のメンバーと顔を見合わせながらこの曲が持つ美しさを作り上げる。

そしてサビ。ここでは階段上に7人が横一列に並び、皆で同じ振り付けをするのだ。



振り付けはとびきりセクシーなわけでもないし、客席と一緒に盛り上がる振り付けもないし、メンバー同士が身体を絡み合わせるわけでもない。曲調も、強烈なインパクトを放つ関ジャニ∞の曲の中でもこれといって目立った特徴が無いのだが、2010年の年末、私の目の前に広がった光景をいつまでも覚えている。

階段を登ったり下ったりする軽快なステップ、手元の柔らかい振り付け。
力強い言葉を「上手くいくよ」と何でもないように歌うメンバーの笑顔。
間奏ではveteran(当時、関西ジャニーズJr.の第一線で活躍していたグループ)のダンスが華を添えた。




熱がこちらまで伝わるようなバンドステージや、切ない歌声で会場の空気を変えるバラードソングとはまた違う、暖かいこの曲をLove-tuneが歌ったらどうなるんだろうか。

そう思い、ここはながつで〜〜。あ、ここは萩ちゃんが似合うなぁ〜なんてふんわり妄想していたら、Love-tuneとこの曲の親和性の高さに気づいてしまったのです。



○歌割りの妄想


♪運命の日だと 気づかないまま
がむしゃらに走る 僕を まだ笑うかい? 『Hey』
→もろがAメロを歌うイメージなかなか無いけど、あの透き通るような美声とこの曲の雰囲気がぴったりだから曲の幕開けをのびのびと、カッコ良く歌ってほしい。少し斜め上を見ながら誇りに満ちた表情で「Hey」を言うもろさんが容易に想像できる…


♪呼び覚まされたこの魂を むき出しのまま
生きちゃいけないと キミは言うのかい? 『Hey』
→観客に問いかけるような、訴えかけるようなここは真田さん!!関ジャニ∞では安田さんが担当していて、客席を煽るような歌い方をするからそのイメージから熱血さなぴーが思い浮かんだのかも。


♪叫んでいるプライドを 隠せと言うの? これは夢じゃない!?
→「叫んでいるプライド」という泥臭い言葉だけど、美勇人さんだったらおしゃれに、柔らかい笑顔で歌ってくれそう。


♪追い越して行く彼らには 見落とした
ステキな夕陽の事を話そう 『Yes』
関ジャニ∞では大倉忠義さんパート。甘い美声で、「自分のペースであせらずに」と囁いてくれるこのパートは萩ちゃんがぴったり。他の関ジャニ∞曲でも、萩ちゃんは大倉パートを歌うことが多いような。


♪次に昇り来る太陽へと 願いを込め
生きる喜びを感じたと言おう 『Yes』
→光を見つけて突き進む力強さ、悲しみより喜びを。そんな前向きな部分はながつが歌ったら、歌詞のパワーがより際立つんだろうなと思う。彼のキラキラな笑顔が似合うパート!


♪暗い闇は永遠に 続くことは無い! そう 信じるよ!!
→サビにつながる直前のパート。あらんちゃんが「そう信じるよ!」と声高らかに、堂々と歌って客席を巻き込んでほしい。


♪泣かないで 僕のミュージック ココロが 求めるメロディー
Don't Stop!! Don't Stop!! 輝きはじめた 今日を生きるよ
→落ちサビは安井くん。関ジャニ∞だとすばるさんのパートなんだけど、彼の心の叫びが前面に出ている部分。
大変さを私たちに見せない、ステージで涙を見せない安井くんの心の叫びをこの歌詞に託してほしい。


関ジャニ∞の曲にはアルバムやカップリングの曲でも、何度もコンサートで歌われる曲もある。(2009年発売のアルバム「PUZZLE」に収録されている「ブリュレ」や、2011年発売のアルバム「FIGHT」に収録されている「宇宙に行ったライオン」など)

でも、この曲は先述したツアー以降パフォーマンスを見ていないし、少年倶楽部内でジャニーズJr.が歌うのも私の中では記憶が無くて、名曲が埋もれかけているのがすごく勿体無い。

この曲をLove-tuneが歌ったら…というのは関ジャニ∞のカバー大得意という点もあるのだけど、彼らが「誰でもセンターになれる」というのを売りにしているというのもある。

サビは大体○○が歌うしなぁ
Aメロは○○は歌わないし

という線引きがあったら、妄想といえどもここまで自由に考えることができない。

Love-tuneさん、やってくれないかなぁ〜〜




最近キスマイ担になった友人から見たドリボとLove-tune②

さて、先日Aちゃんとドリボ鑑賞会をしたお話の続きを書きます!

Kis-My-Ft2二階堂高嗣さんに魅せられジャニーズの世界に足を踏み入れたAちゃんだが、Kis-My-Ft2以外のコンサートや舞台などは触れる機会が無かったため、DREAM BOYSのを見るのも今回が初めてだった。


肌寒くなり本格的に秋の空気になり始めた9月下旬、鑑賞会会場はROUND1のデュアルモニタールーム。
Kis-My-Ft2コンサートDVDを見た時に味をしめた私たちは、今回も美男子アイドルたちをモニターいっぱいに映しだそうじゃないか!と盛り上がり、フリータイムで入室した。
ドリンクバーからジュースを持ってきて部屋を暗くし、慣れた手つきでDVDをセットする中で、私は以下の2点を気にしていた

一つは、少々トンチキな展開がある舞台を見た彼女はどんな反応をするのか

二つ目は、Kis-My-Ft2担の彼女が我が軍であるLove-tuneを見たときに対してどんな感想を持つのか
である。
この二点を意識しながら鑑賞会をした中で印象に残ったことを書いていこうと思う。

○「生で観たかった」舞台
ジャニーズの舞台は少々トンチキな展開が垣間見えることが多かったので「Aちゃん、ついてこれるんだろうか…?」と思い、ネタバレには気をつけながら、最初にざっくりとしたあらすじだけ説明しておいた。(三人の関係性、海人とLove-tune、リカさん、マダムの役どころなど)
その甲斐あってか、「ここどういうこと?」「この人の役はなに?」みたいな戸惑いは無く物語に入っていた気がする。
特に元宝塚トップスターの演技とチャンプの死には見入っていて、これは生で観たかったなぁ…と時々つぶやいていた。

○巻き戻してもう一回見た阿部顕嵐
「え、ちょっと待ってかっこいい!」
「さっきのところだよな!分かった!巻き戻してもっかい見よう!」
顕嵐さんが玉森さんを挑発するシーンで普段穏やかな彼女が珍しく取り乱し、一時停止をした。
パフォーマンスでは圧倒的ビジュアルと、下半身を自由自在に動かすダンスで華やかな魅力を放つ彼だけど、MCでは優しさがにじみ出る控えめなワードで場をあたたかくし、少クラの企画などでみんなでわちゃわちゃする場面ではニコニコ笑ってふんわりとした空気を纏っている。
友人はおそらく、後者に述べたような阿部顕嵐のイメージが強かったのではないだろうか。
土下座する玉森さんを挑発する喋り方。中学の頃にいた、ヤンキーだけどかっこいい先輩みたいな座り方。そしえバカにしたような笑い方。
以前から、Love-tuneだったら顕嵐くんか美勇人くんが好み!と言っていたのでその二人に反応するかな〜とは思ってはいたけど、美顔面がバーン!とアップで映る映像じゃなくてもキュンとするだなと思った。

○ミュート・モデル・モリタ
先述したように、Aちゃんは阿部顕嵐と森田美勇人が気になっている。
だから、今回の鑑賞会では森田美勇人さんの魅力も存分に知ってもらおうと思い、私がかっこいい!と思ったポイントを鑑賞中に教えてあげた。
・あ、ほらいま髪をかきあげたっ!!
・あの腰の位置見て。足長すぎじゃない?
・演技に優しさが滲み出るよね〜
など。
Aちゃんはその度に「あ、ほんまやかっこいい」「足長いね〜」と反応していて、「スタイル良くてモデルみたい!」と言ったので、帰り道の本屋で「これがモデルの森田美勇人さんだよ!!!!」とFINE BOYSを見せてみたら、ガチトーンで「かっこいい!かっこいい!めっちゃかっこいい!黒髪白シャツ似合う!こんなに着こなせる人おらんよ!!」と言っていたので、「10月6日に放送される少年倶楽部内でLove-tuneがMOONという曲を披露するからチェックしてね!美勇人くん多分黒髪マッシュだから!是非みて!!!」と強くすすめておいた。

○Aちゃんから見た安井くん
安井くんについては、ひたすら「可愛い!女の子みたい!」と言っていた。
私はというと、ショータイムの「AAO」「むちゅこい」は可愛いなぁという印象を受けたけど「BOMB」など、劇中の安井くんは「かっこいい!」という印象の方が強かったので「BOMB」の受け取り方の違いについて考えてみた。
この曲は、キスマイ担もLove-tune担も大好きな「I Scream Night」のダンスでもおなじみの千賀大先生が振り付けしていることもあって、ただかっこいいだけではない、ジャニオタのツボを突くような振り付けがところどころ入ってて、ありがたいなぁと思う。
そんな曲の中で私が安井くんかっこいい!と思ったのは総じて「セクシー」というのが土台にあると気付いた。
顔の前に手をやって伏し目がちになるところや、千賀さんの合図で銃で撃たれたみたいに身体が倒れるところ、後ろにのけぞるところ。
このようなところを見て、私は「身体の線が見える!目元がたまらない!セクシー!→かっこいい!」というような感情が生まれたが、この「セクシー」という言葉は、「かっこいい」だけではなく「かわいい」につなげることもできる。
私が小学生の頃に流行った倖田來未さんも、今までのアーティストに無かったようなセクシーな衣装、歌い方、振り付けなんかで「エロかわいい」というジャンルを世に広めたけど、彼女のパフォーマンスをかわいい!という人もいればかっこいい!という人もたしかにいた。

Aちゃんも、安井くんを見て色っぽい!セクシー!という印象を受けたには違いないだろうけど、それに加えて「え、顔可愛くない…?」「ベリーショートの女の子みたいじゃん…」「細い身体の線を強調するピタっとしたつくりのパーカー!」という情報が次々に入ってきて「可愛い…」と口から漏れてしまったんだと思う。
兎にも角にも、
かっこよくも!可愛くも♡セクシーにも!中性的な感じにも!魅せることができる安井くんは最高のアイドル!!彼の振り幅に乾杯…!!!

今回のデュアルモニタールーム鑑賞会も楽しかった。中学生の頃はこんな施設無かったから、一緒家で電気真っ暗にしてカーテン閉めて、ご近所さんとか気にしながら声を抑えめにして許容範囲内で騒いでたから、今みたいに周りも気にせず、大画面で見れるなんて幸せだ。
もうすぐ冬。夏にあったキスマイアリーナツアーのDVDが発売されるだろうから、またすぐにデュアルさんにはお世話になる予定